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映画公開も控えたドラマ『鈴木先生』の印象に残った台詞まとめ

投稿時間2012.04.18シェア数0

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先日テレビドラマ『鈴木先生』を見終わりました。

色々と語りたくなるお話なのですが、ちょっと野暮な気もするので印象に残ったセリフをいくつかご紹介します。

世の中には自分の価値観を絶対的なものだと信じ、そこに含まれたエゴの存在を自覚しない者があまりにも多いんだ。1つの価値観が何者かによって有無を言わせぬ方法でつぶされること。また、1つの価値観が世の中のすべてを支配してしまうこと。俺はこれらをなによりも恐れているんだ。

via:鈴木先生 第7話

お前のその価値観は許されている。だが忘れるな。その価値観が正しいんじゃない、ただ許されているだけだ。ほかのあらゆる価値観、あらゆるエゴと同様、その存在を許されているだけだ。そのエゴに伴う痛みを、どうか忘れないでほしいんだ。

via:鈴木先生 第7話

今の学校教育は、我々が普段思ってる以上に手のかからない生徒の心の摩耗の上に支えられているんだ。どんな生徒に対しても手が足りない中、教師たちは結局、目立った問題を起こす生徒に多くの力を割かざるを得ない。問題のない生徒は、おそらく潜在的に問題児への嫉妬心を抱いてるに違いないんだ。問題児の心の中に優等生への妬みが存在しているのと同じようにね。

via:鈴木先生 第7話

お前、アレをすれば子供ができる可能性があるということは知ってるよな。もしそうなった場合、お前はなによりもまず自分の人生を子供中心に切り替えなければならない。しかも、運命を呪いながらではなく喜びに満ちた気持ちで、生き生きとだ。それから、お前が戦う相手は自分自身の夢への未練だけじゃない。親や世間に対して、お前は生き生きと苦難を乗り越える姿を見せ続けなければならない。自分たちの決意が本物であるということを信じさせられるようにな。体を合わせるというのは、それができるということだ。わかるな?

via:鈴木先生 第6話

あんたは気づかないで否定してたんだよ。それを言って傷つく人がいるなんて、これっぽっちも想像しないで。読書感想文書くみたいなつもりでさ、わかったふうな理屈垂れ流してたんだよ。

via:鈴木先生 第10話

ああだこうだ計算せず、ただひたすら純粋に求め合う。それこそが最高に美しく道徳的なセックスだと俺も思う。ただそれには、それがかなう相手と、環境と、そして自分自身の覚悟が伴わなければならない。つけてするという行為は、それらがそろわない者にただ許されているだけだ。そして、ただ許されているだけの者が生でする者を罵倒したり、上からモノを言ったりすることは全然道徳的ではないんだ。

via:鈴木先生 第10話

現代は多様性の時代と言われている。だが果たしてそうだろうか。確かに様々な価値観を自由に選択することが許されてはいる。しかし、その結果、一人ひとりが自分に都合のいい意見に閉じこもり他人の異なった意見に耳を貸さない。個々の胸の中は、結局かたよった考えに凝り固まって貧しくなっているんじゃないだろうか。一人ひとりがたくさんの価値観を胸に抱き、面倒で苦しくても、向き合い、葛藤し、まわりの価値観との共有を一生懸命探れば、僕らには別の道が開けてくるはずなんだ。

via:鈴木先生 第10話

他者を批判することで自らを正当化する者のなんと多いことか。自分の意見を押しつけようと躍起になり、相容れない意見は相手の人格までも否定する者のなんと多いことか。こいつらはそんな大人たちの何倍もすごい。

via:鈴木先生 第10話

とっても学ぶことの多い作品でした。DVDレンタルもされているようですし、よかったら見てみてください。

ちなみに公開日は未定ですが、映画化されるようです。こっちも楽しみ!