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映画『アメリカン・ハッスル』のあらすじ・感想 / アメリカによるアメリカのためのコメディ

投稿時間2014.02.02シェア数2
1月31日に公開された映画『アメリカン・ハッスル』を観てきたので感想を述べたいと思います。今回観てきた『アメリカン・ハッスル』は、アメリカのアカデミー賞最多10部門にノミネートされた超話題作。Rotten Tomatoesという批評家のレビューサイトで現在93%の支持率を誇っています。

1月31日に公開された映画『アメリカン・ハッスル』を観てきたので感想を述べたいと思います。

今回観てきた『アメリカン・ハッスル』は、アメリカのアカデミー賞最多10部門にノミネートされた超話題作。Rotten Tomatoesという批評家のレビューサイトで現在93%の支持率を誇っています。みんなが「いいね!」って言ってる映画というわけです。

作品は「アブスキャム事件」と呼ばれる1970年代後半に実際に起こった汚職スキャンダルを基に、様々な創作を加えた"フィクション"であり、事件の関係者をモデルにしながらも実在の人物とは異なる名前で登場しています。

あらすじは以下のとおり。

詐欺師アーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、その相棒で愛人のシドニー(エイミー・アダムス)。彼らはFBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されるが、無罪放免を条件におとり捜査への協力を持ち掛けられる。それは、架空のアラブ人富豪をダシに、カジノ利権に群がる政治家やマフィアを一網打尽にするというもの。アーヴィンとシドニーは、標的のカーマイン市長(ジェレミー・レナー)に近づくが、二人の仲を嫉妬するアーヴィンの妻ロザリン(ジェニファー・ローレンス)がおとり捜査の邪魔をする。

via:Yahoo!映画

ということで、以下はざっくりと感想です。ネタバレは無しでいきますよ!

どんな人が楽しめる映画なの?

かなり評判が良く、面白いのだろうと期待した映画だったのですが、僕としてはそこまで面白くなかったです。はい。ごめんなさい。

大筋は大雑把なのですが、それ意外の"笑える"部分がとても細かく勢いよく描かれていて、そこが分からないと楽しめない映画だな、と思いました。

例えば、物語の冒頭でクリスチャン・ベイル演じる詐欺師アーヴィンがバーコードヘアを整えているシーンがあるのですが、これに対する反応もクリスチャン・ベイルを知ってるか否かでだいぶ変わると思います。

クリスチャン・ベイルを知ってると「あのクリスチャン・ベイルがバーコードヘアになってるよwww 腹も出すぎだし、こんなイケメンなハゲデブ居ないわwww」みたいな感じで笑えます。

が、知らなければハゲたおっさんがバーコードヘアを丹念に整髪しているだけなのです。それ以上でも以下でもないというか、だからって笑えないんですよねぇ。

アメリカによるアメリカのための映画

ハリウッドやそのセレブたちが好きで、彼らの映画を良く見ている人。日常的に彼らの名前を知り、彼らに対して色々なイメージを抱いている人。

要するに、アメリカ人だったら面白い映画なんだと思うんです!まずタイトルが「アメリカン・ハッスル」ですしね!!

日本で言ったら、堺雅人とか西島秀俊が突然太ってバーコードヘア直してる感覚です。でもそれは日本人(あるいは日本の映画やドラマをよく見ているひと)じゃなきゃ笑えません。

話の基になっている事件も日本で知られているかっていったらそうでもなさそうだし、ちょっとハードル高いっす。日本で万人受けする作品じゃないんじゃないかな。興行的には失敗しそうな気がするんですがどうでしょうか。

アメリカの笑い

でもでも、僕はその「アメリカ人しか分からない笑い」みたいなのがあることに驚きました。僕のなかでは、アメリカのコメディって「日本だったら狙いすぎてて伝わるけど笑えないもの」っていうイメージだったんです。

それが「アメリカ人じゃないと分からない内輪のもの」が存在するまでに進化(か分からないけど)していたのかと!とても日本的なのではないかと!そう思いました。

だから分かんなくってもいいじゃないかな。というか少なくとも僕の手には余る作品でした。

とはいえジェニファー・ローレンス

とはいえジェニファー・ローレンス(詐欺師の妻役)です。僕は彼女が大好きで、出演している映画は数本しか見ていないものの、あのなんでしょう園子温いわく「かわいくない」とされる容姿がたまらなく愛らしくてですね。

そんな彼女がものすごい演技をしていて、だから彼女が出ているシーンは全て笑えました!!最高です。そこだけめちゃくちゃ最高でした。

思い入れがあると笑えるんだなー。そんな映画でした。

詳しいネタバレとか、ネタバレを交えた感想はまたスポアラに書きますゆえ。また。