学びの書

2017年読んで面白かったオススメ漫画30選

投稿時間2018.01.13シェア数20

ぼくは漫画が好きで、毎日必ず何かしらの漫画を読んでいる。2017年もほぼ毎日、休まずに漫画を読んでいた。

せっかくなので、読んだ漫画の中からオススメしたい作品をまとめて紹介したいと思う。

毎日読んでいるとはいえたいした数にはならないだろうと思って書き出してみたら、なんと30作品にもなってしまった。偏ったラインナップだっていうのは自覚していたので、こんな風になると思っていなかったよ……。

とりあえず、前半にマイナーめな作品、後半にメジャーな作品となるよう書いてみた。知ってる作品が最初から並んでると飽きちゃうと思って。なのでそのつもりで読んでほしい。

面白い漫画を探している人は参考にしてほしてみてね。

路地裏バンチ

路地裏バンチ

かばた 松本
Amazon432円

カッコイイおじさんがいっぱい!社会のはみ出し者達が集う“路地裏”に良家の少女転がり込むことではじまる異交流ストーリー。

ジャンプ+で連載されている作品。絵柄もそうだけど、全体的にアメリカ感ただよってる。カッコイイおじさんがたくさん出てくるのもアメリカ映画っぽくて良い。

一巻の表紙になっている白髪のおじさん、路地裏では“鳩(はと)”さんと呼ばれているのだけど、ぼくには彼がリーアム・ニーソンに見えてしまってね。無口で長身で、アメリカ生まれの高倉健みたいな感じでステキなのだ。

そんな鳩さんはじめ、個性豊かな路地裏の面々と幼く無邪気な少女との交流がメインなのだけど、実はそれぞれに他言できないような過去があったりして……。そういった設定が複雑にからまって展開していくので、ホノボノとハラハラが交互に楽しめる。「デュラララ!!」とかが好きな人におすすめ。

サマータイムレンダ

サマータイムレンダ

田中 靖規
Amazon648円

先が気になるミステリアスなストーリー。里帰りした主人公を襲う時間の歪みと影の正体とは。

幼馴染の死。その報せを聞いて故郷の日都ヶ島に帰ってきた主人公が、懐かしい風景にひそむ違和感、島に起こる異変、時間の歪みと“影”に立ち向かいながら謎を紐解いていくミステリー×ホラーなストーリー。

ジャンプ+で連載されている作品で、一話目からガッチリ心をつかまれて毎話欠かさず読んでる。まだ序盤なので謎だらけで先が読めない。一番ワクワクできるタイミングなので読み始めるなら今!

和歌山県が舞台ということで、吹き出しの中を方言が飛び交っているのが新鮮。絵柄も綺麗で読みやすいよ。

青のフラッグ

青のフラッグ

KAITO
Amazon555円

片想い×片想い×片想い。伝えられない思いがあふれる、切なすぎる純愛物語。

進路に悩む高校3年生の男女3人が出会ったことで始まる、切なく苦しい青春すぎる日々を描いた恋愛漫画。

隔週でジャンプ+に掲載されている作品。毎話かならず悶える。恋愛漫画なんだけど全然単純じゃない。ハッピーエンドが想像できない切なすぎるストーリーに胸が締め付けられる。

著者のKAITO先生は、過去に週刊少年ジャンプ本誌で「クロス・マネジ」や「バディストライク」といったスポーツと青春を題材とした作品を連載していて、そのイメージが強い。
めちゃめちゃ画力がすごいんだけど、その画力がこの作品でも遺憾なく発揮されてる。キャラクターのちょっとした表情の変化や間のとり方など、一コマも見落とせないクオリティなのだ。

ちなみにタイトルの「青のフラッグ」に込められた意味を考察してみたりキャラクターの明かされていない思いを予想したりと、キュンキュンする以外の楽しみ方もあったりする。

ヴォッチメン

ヴォッチメン

羽田 豊隆
Amazon432円

ボッチな主人公がボッチな同級生とボッチじゃなくなっていくボッチギャグ漫画。

世界一凶暴(誤解)で、宇宙一さみしい男、主人公の日鳥ユーイチは、相対した者を問答無用で恐怖させる風貌を持つ超孤独な青年。そんな彼が、脱ボッチを目指して全力の友達作りにチャレンジしていくが……というストーリー。

本当は優しくてお笑い好きなんだけど、見た目が怖いうえ実際ムキムキで身体もデカくて喧嘩も強い。ゆえに周囲に完全に誤解されてしまっている主人公……っていう設定はどこか「エンジェル伝説」っぽさがあって親しみやすさがあった。

基本ギャグなのでサクサク読める一方で、ボッチな主人公たちがその境遇に立ち向かう姿だったり、足りない部分を埋めようと葛藤していく姿にグッときたりもする。

ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミアILLEGALS-

ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミアILLEGALS-

別天 荒人
Amazon473円

大人気「僕のヒーローアカデミア」スピンオフ!認可を受けず悪を討つ“非合法ヒーロー”の活躍を描くアクション漫画。

本家「僕のヒーローアカデミア」のスピンオフ作品ながら、その枠を生かして原作とリンクする部分もありつつ、独自の世界観をしっかりと持った良作。ほんと、めちゃめちゃ面白い。

原作はもちろん堀越耕平先生。作画を別天荒人先生が、脚本をSF作家の古橋秀之氏が担当。アメコミみたいな分業感ある作品で、たぶんそれが功を奏してるんだと思う。

本編と対照的な設定が多くいのも面白い。オールマイトに憧れるもヒーローをあきらめた主人公、無個性ながらヒーロー活動をしているキャラクター、蔓延する能力を増幅させるドラッグ、ぴょんぴょん飛び跳ねる能力を持ったヒロイン(無重力ではない)……。
挙げるときりがないくらい、本編が好きなら読んでる間ずーっとニヤニヤできる。

ヒロアカを知っている人もそうでない人もアメコミヒーローが好きなら楽しめるはず!

ROUTE END

ROUTE END

中川 海二
Amazon555円

謎に包まれた猟奇殺人事件!日常となった“死”の中で“生”の意味を探すサイコサスペンス。

腐敗した遺体、悪臭などで満たされた部屋の原状回復や遺品整理を行う“特殊清掃業”を生業とする主人公・春野。
彼が近隣で発生している連続猟奇殺人事件の現場清掃を依頼されたことをきっかけに、事件の歯車が動き出していく。

バラバラにされた遺体やセックス描写など、青年誌並のエログロな内容ながら淡々とシリアスに死と生とそこに染み付いたトラウマを丁寧に描いている。

かつ、ミステリーとしても惹きつけられるポイントが多い。とにかく犯人は読めないし伏線と謎が無数にあって、読んでる間ずっと頭がフル回転。

ちゃちゃっと読んだだけで理解するのはかなり難しいので、全巻買うなり漫画喫茶に立てこもるなりしてちょいちょい読み返しながら楽しむのがおすすめ。

彼方のアストラ

彼方のアストラ

篠原 健太
Amazon473円

舞台は近未来!宇宙往来が当たり前になった世界で、とある惑星に降り立った主人公たちを襲う異変とは。

週刊少年ジャンプ本誌で「スケットダンス」を連載していた篠原健太先生のSF作品。

西暦2063年の近未来、とある惑星でキャンプに参加した9人のが次々と謎の球体に飲み込まれ、宇宙空間に身ひとつで投げ出されてしまう。命からがら近くにあった宇宙船に逃げ込むが、そこはキャンプ地から遥か5千光年離れた宇宙の彼方だった……というストーリー。

小気味良いギャグを織り交ぜつつ伏線張りまくりの回収しまくり。一話ごとの展開が計算されつくされているのはもちろん、中盤以降一気にストーリーが動いていく時の鳥肌とカタルシスはハンパなかった。

篠原健太先生らしくギャグも青春も恋愛もミステリーもサスペンスもアクションも全部盛りな感じでめちゃくちゃ楽しめる作品。

完結済みなうえ四巻だけなのでさくっと読める。おすすめ。

ちなみにサンドウィッチマンの週間ラジオジャンプというラジオ番組の篠原健太先生の回で、作品の裏話とか篠原健太先生が脱毛した際のエピソードを聞けるのでそちらもぜひ!

終極エンゲージ

終極エンゲージ

三輪 ヨシユキ
Amazon432円

地球女王決定戦!全宇宙を統べる王位継承者にふさわしい妃を決める女闘士たちのバトルトーナメント開幕。

地球とその王が宇宙の中心となった世界を舞台にしたSFバトルアクション。
王位継承者が16歳になるとその妃を決めるために開催される女闘士たちのバトルトーナメント。様々な惑星を代表する女闘士が参加を計画する中、第14代地球王位継承者の主人公・クリスは、秘密裏にとある計画を進めていた……という物語。

この作品はとにかく設定が面白い。SFだからなんでもありなんだけど、すごく世界観が練られている感じがして、いろいろな条件やルールに納得感がある。

絵もぼく好みで読みやすかった。バトル描写もカッコイイし展開に意外性もあって面白い。

どういったラストに向かうのか楽しみ。

亜獣譚

亜獣譚

江野スミ
AmazonCHECK

身体が獣になる“害獣病”が蔓延する世界。人として獣とのように生きるか、獣として人のように生きるか。

人が異形の獣とになってしまう病、害獣病が蔓延する世界を舞台に、人と獣の愛と性を描いた作品。
分類が難しいのだけど、作者の江野スミ先生いわく「性交渉で感染する病気が『人が怪物になること』だったら、それが蔓延して野生化した怪物が森で繁殖したら、そんな世界のあらゆる悲劇を描いた漫画です。」とのこと。

ファンタジーの枠に収まらない表現。キャラクターの心情や仕草、台詞、表情がドロっとしたリアルな質感で、決して心地よくは無いものの、どうにも読むのをやめられない。

そしてとにかく絵がキレイ。女性が美しい。男性も、美しい。

しまなみ誰そ彼

しまなみ誰そ彼

鎌谷悠希
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自分の性志向を偽る青年とともに、同性愛、差別、偏見について描く性と生と青春の物語。

クラスメイトにゲイ男性向けの動画を観ていることを知られてしまった主人公・たすく。同級生からの「お前、そうなん?」という言葉に、自分を偽って「きもいわ、そんなの」と思ってもいないことを言ってしまう。
ゲイであると知られたのではないかと怯え、自殺を考えていた彼は謎に包まれた女性“誰かさん”と出合い“談話室”へと誘われる……というお話。

ジェンダーに関わる繊細な物語。主人公以外にも個性的なキャラクターがたくさん居て、その誰かが傷つくと、それに共感したり、同じように誰かを傷つけてしまったことを思い出して後悔したり……。

性のあり方に関わらず、自分と他人が心地よい距離感で生きるためのヒントがたくさん散りばめられている作品。大好きです。

Helck

Helck

七尾ナナキ
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無敵の勇者が新魔王になる!?悪と善の見方を変える、魔族と英雄と人間の非王道冒険譚。

一人の勇者の手によって魔王が倒された世界。魔界では新魔王の座をかけて、魔族同士の熱きバトルが繰り広げられようとしていた。そんな中、大会責任者であるヴァミリオの前に現れたのは人間の勇者ヘルクだった……。

最初はギャグ漫画かなと思ったのだけど、読み進めるうちに印象がどんどん変わっていく。とりあえず三巻くらいまで読んでほしい作品。

ファンタジーな設定とは裏腹に伏線もめちゃめちゃ張られていて、謎が紐解かれるたびに切なさや悲しみがグッと押し寄せてくる。意外とシリアスで重いストーリーなので覚悟して読んでほしい。

ストーリー&設定は王道とは言えないものの、読後感は王道ファンタジー漫画のそれと同じ。
読み終わったあと間違いなくヘルクに惚れる。完結済みなのでぜひ一気読みを!

モブサイコ100

モブサイコ100

ONE
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ついに完結!インチキ霊能力者に師事する自己表現がヘタなエスパー少年が主人公のサイキックコメディ。

感情の爆発とともにスーパーな超能力を発揮する主人公・モブが、自分と同じ超能力者や同級生、部活の先輩などと出会いながら成長していく物語。

村田雄介先生によるリメイク版も有名な「ワンパンマン」のONE先生の作品。一話から一気に読むとONE先生の画力の上がりっぷりも楽しめる。
でも別に下手じゃないというか、バトルシーンは初期からずっとかっこいい。

設定も演出も個性的だし、読めない展開でずっとハラハラさせてくれる。

銀狼ブラッドボーン

銀狼ブラッドボーン

艮田竜和雪山しめじ
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七十歳の元英雄が再び戦いへ!猟奇連続殺人事件「骨抜き事件」の真相を追う。

とある街で6人が殺された。現場に残されていたのは血と肉と内臓と脳のみ。被害者はみな骨だけを抜かれていたため「骨抜き(アンボンド)事件」と呼ばれる。
かつて“銀狼”と恐れられた吸血鬼ハンター、ハンス・ヴァーピットの元に、その事件の捜査協力依頼が舞い込んだ……というお話。

先に紹介した「路地裏バンチ」と同じようにオジさん(主人公、七十歳なのでおじいさんの方が正確かも)がかっこいい作品。
老人なのにかつての英雄だけあってめちゃくちゃ強いオジさんが連続殺人事件をきっかけに過去の因縁もからんだ大きな戦いの渦に巻き込まれていっちゃう。

最初はミステリーホラー的なノリかと思ったけど、どんどんアクション感が増していって、魅力的なキャラクターも増えてかなり盛り上がってる。

オジさん漫画が好きな人はぜひ!

ケンガンアシュラ

ケンガンアシュラ

サンドロビッチ・ヤバ子だろめおん
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日本経済の裏を握る格闘技トーナメント開始!謎の闘技者、十鬼蛇王馬(ときたおうま)が挑む。

すでにかなり人気の作品なのだけど、ぼくが本格的に読み始めたのは2017年になってから。刃牙シリーズとか好きな人にはたまらない、リアルっぽいけどファンタジー系格闘漫画。

主人公以外のキャラもみな強くて個性的。みんな人間離れした技を隠しもっているので、戦う前に試合の結果が予想しづらいのも面白い。

とにかく細かいことを気にせずに、ムッキムキの男たちが殴り合っているのを楽しみたい人におすすめ。

血と灰の女王

血と灰の女王

バコハジメ
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富士山が噴火!ヴァンパイア化する人間達!全世界を支配するため、女ヴァンパイア・ドミノが立ち上がる。

富士山の噴火で舞い上がった火山灰。それを浴びた一部の人間達が、驚異的なパワーを持つヴァンパイアへと変化した。
血で血を洗う殺し合いを制覇したものが全てを手に入れる世界で、葛藤しながら戦いを続けるヴァンパイア達を描く。

主人公は女ヴァンパイアのドミノなのだけど、全てのお話が彼女中心に展開するわけではなく、出てくるキャラクターみんなが主人公ってくらいにそれぞれ深掘りされている。群像劇に近いかもしれない。

しかも一人ひとりめちゃくちゃ魅力的で、グッとくる展開や台詞が随所に盛り込まれた熱い漫画。アクションはもちろん、どのシーンも非常に丁寧に描かれているのも良い。

シリアスな能力者バトル漫画が好きな人におすすめ。

ダンベル何キロ持てる?

ダンベル何キロ持てる?

サンドロビッチ・ヤバ子MAAM
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そこの君、筋トレは好きか?効率的な筋トレノウハウも学べる脱力日常系筋トレ女子漫画。

食べることが大好きな女子高生、紗倉ひびきがダイエットのために仲間の筋トレ女子とジムに通う日常系漫画。

原作は「ケンガンアシュラ」も担当するサンドロビッチ・ヤバ子先生。一部世界観を共有していて、ケンガンアシュラキャラがたまに登場したりする。

でもそこはおまけ。大事なのは筋トレ。ただただ筋トレ。正しい筋力トレーニングの方法を学びつつ、かわいい女の子でニコニコしつつ、気がついたらムキムキになれる最高の漫画だ。

テンポが良くて笑える、女の子がかわいい、表紙や扉絵がオシャレ、筋トレが好き。そんな漫画が好きな人は楽しめると思う。

ちなみにぼくは主人公の紗倉ひびき推しです。

秘密のレプタイルズ

秘密のレプタイルズ

鯨川リョウ
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爬虫類はどうだね?ペットショップの爬虫類大好き美女店員とめくるめくレプタイルズの世界へ。

仕事につかれた平凡なサラリーマン・海原入鹿が癒やしを求めて入ったペットショップ。そこで出会った爬虫類好きすぎ美女店員・長良永に誘われ、深すぎる爬虫類沼にハマっていく入鹿なのであった……というお話。

なんといっても絵が良い。絵が、良い。何度も言う。絵が、とても、良い。好み。

入鹿(中二病)と長良さんのラブコメを楽しみつつ、周囲のキャラクターのバックボーンや恋愛にニヤニヤしながら、ちゃっかり爬虫類の魅力やペットとして飼うためのノウハウを学べる参考書的漫画になっている。

作者の知識量と爬虫類に対する愛(たぶん爬虫類以外の動物も好きそう)がハンパじゃなくて、解説内容に圧倒されつつ、でもしっかりペットとして命を預かることの業というか、それに伴う責任みたいなものについても語ってくれる説得力にやられる。

ぼくは爬虫類飼えない(生餌が無理)けど、これきっかけで手を出している人は少なくないんじゃないかな。トカゲたちは思いの外かわいく描かれてるので、苦手意識のある人も読んでみてほしい。

出会って5秒でバトル

出会って5秒でバトル

はらわたさいぞうみやこかしわ
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能力者デスゲーム開幕!天才ゲーム少年が能力と脳力で挑む、頭脳派バトル漫画。

日常に退屈しているゲーム狂かつ全国模試トップクラスの成績を誇る白柳啓。彼は突然現れた謎の包帯男に襲われるものの、ゲーム感覚であっさり撃退してしまう。
しかし、新たに現れたマジシャン風の猫耳女に深手を負わされ、逆らえない運命のように戦いへと巻き込まれていく。

天才的な頭脳を持つキャラクターが主人公という、それだけで作品のハードルが上がってしまう設定。なのに、ちゃんと天才的な戦い方で話が進んでくのがすごい。

ぼくがアホなのでいちいち感心してしまっているだけなのかもしれないけど、どうやっても八方塞がりな状況をびっくりするアイデアで切り抜けて驚かせてくれるので飽きずに読める。

登場する能力もそれ自体が個性的で、かつ意外性のある使い方をしてくれるので、その使い方を想像するだけでもワクワクできる。そういう意味ではちょっとジョジョっぽいかも。

無理やり参加させられたデスゲームという設定からの終わり方も含め、これからどう展開していくのかとても楽しみ。

輪典 バベルハイムの商人

輪典 バベルハイムの商人

古海鐘一
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運命を変える悪魔アイテム、使用は自己責任で。破滅か再生か……すべてはお客さま次第。

悪魔や精霊達が潜む“交易世界”と彼らが扱う“商品”に翻弄される人間達を描く、オムニバス形式のゴシックホラーファンタジー。

ファンタジックで美しい「笑ゥせぇるすまん」や「週刊ストーリーランド」みたいな感じ。
しっかりと伏線を回収する教訓譚。絵柄の美しさと恐ろしさに夢中になれる作品。

善悪かかわらず色々な人が悪魔のアイテムに翻弄されていく様を描いているのだけど、そのアイテムを手にした人が善人であればあるほどバッドエンドが辛いっていうトラウマ要素があったりする。でも読んじゃう。

ちなみに、Amazonとかで販売されている同名コミックは旧版らしい。“輪典”が付く方は現在単行本化を計画中らしいので、読めるようになるまでは裏サンデーとかアプリ版のマンガワンでどうぞ。

セトウツミ

セトウツミ

此元和津也
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この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか。瀬戸と内海のゆったり放課後トーク。

ギザギザ頭の瀬戸小吉とクール眼鏡の内海想。関西弁の男子高校生2人による脱力系会話劇。放課後の川辺を舞台に狙いすましたボケと的確なツッコミが冴え渡る。

まあ、面白い。まーー、笑える。すごく笑える。笑う。めっちゃ笑う。伏線とかもあってすごい。みなさんM-1見ましたか?そのM-1で和牛が披露した漫才みたいな。作者頭良いんだろうなあという面白さ。

映画化やドラマ化もされているけど、おそらく漫画が一番笑える。実写も面白いかもだけど漫画以上ではなかった。
他の人が演じる瀬戸と内海ではなく、本物の瀬戸と内海じゃないと成立しない笑いなのかもしれない。そんな風に思うくらい漫画は良い。永遠に読めるくらい面白い。

ただぼく最終巻をまだ読んでいない。はやく読みたい。

双亡亭壊すべし

双亡亭壊すべし

藤田和日郎
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双亡亭。行方不明者が出るなど奇妙なうわさが付きまとう幽霊屋敷を塵とすべく、破壊者たちが集う。

東京都沼半井町に鎮座する“双亡亭”。大正時代に建てられた奇怪な屋敷は、政府による空爆にも傷ひとつ付くことはなかった。総理大臣をはじめ屋敷の遺恨を辿る者達は、対超常現象のプロを集めた「双亡亭破壊プロジェクト」を実施する……。

タイトルそのまんま双亡亭を破壊するまでの物語。ホラーなんだけど、バトルやアクションもあり、たまにSFだったりもして懐が深い。

なにより藤田和日郎先生の迫力ある絵と何話重ねても衰えないテンションがすごい。ずっとダレずに駆け抜けてる感じ。

連載スタート時に散りばめられた謎は最新のエピソードでだいたい解けているので一気読みがおすすめ。最初のテンションのまま駆け抜けてほしい。

MAJOR 2nd

MAJOR 2nd

満田拓也
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才能無し、父は元メジャーリーガー。迷いながらそれでも野球に向き合い二世としての重圧と戦う茂野吾郎の息子・大吾の物語。

少年野球チームを辞めた吾郎の息子・大吾の元に一人の転校生が現れる。佐藤寿也の息子と名乗る光の登場により、野球を諦めていた大吾の運命が大きく動き出す……。

才能のない少年がなんとか野球していく漫画。これがリアル茂野吾郎みたいな大谷翔平がメジャーリーグへ行ってしまうっていう漫画みたいなことが起きてしまっている現実世界で連載されているっていう。それだけでちょっと面白い。

大吾があきらめたところから始まって、そこからどんどん成長してたくましくなっていくのが楽しい。吾郎みたいに頭に血が上って自滅……みたいなこともなくて、安心して野球を野球として楽しめるのも良い。

とりあえず野球漫画好きとして「MAJOR」の続きが読めるというだけで嬉しい。感謝感謝。

七つの大罪

七つの大罪

鈴木央
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王道ファンタジーバトル漫画!七人の大罪人から組織された伝説の騎士団の戦いを描く。

かつて王国転覆をはかったとされる伝説の大罪人たち、通称“七つの大罪”。そのうちの一人メリオダスは身分を隠して移動酒場を営んでいた。そこに王国の第三王女であるエリザベスが現れ、同胞である伝説の騎士団を探す旅が始まる……。

説明不要の大人気作品。ぼくは週刊少年マガジンで連載されている作品のなかで唯一読んでる。大好き。

ストーリーの幅の広がり方もすごいんだけど、とにかく絵が美しくて、どのシーンを切り取ってもビシっと決まってる。とくに男性の肉体美がエグい。
バンの靭やかさ、ゴウセルの繊麗さ、エスカノールのガチムチ……。動きの迫力も抜群。画集ほしい。

ジャガーン

ジャガーン

金城宗幸にしだけんすけ
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その右手から欲望をぶっ放す!指から出るビームでバケモノ共を撃ち倒すダークヒーロー漫画。

交番勤めの警官・蛇ヶ崎晋太郎は“リアル”すぎる未来、同棲中の彼女と家庭を持ち子どもを作るという想像に嫌気が差していた。そんな時、酔っぱらいを介抱するために乗り合わせた電車で、この世のものとは思えない姿の怪物に出会ってしまう……。

能力者バトルもので「ジャガーン」っていう勢いのあるタイトルの割に内容はかなりダーク。目を伏せたくなるような人間の負の感情が常にうずまいていてズキズキと胸にくるものがある。

なんせ原作は「僕たちがやりました」や「神さまの言うとおり」など、肉体的にも精神的にもグロテスクな表現が印象的な金城宗幸先生。ぼくはどちらも読みまくっていたので「ジャガーン」にもしっかりハマってる。

作画のにしだけんすけ先生は「アイアムアヒーロー」のスピンオフ作品「アイアムアヒーロー in NAGASAKI」で初めて作品を拝見した時から絵柄が好み。大好きです。

今スピリッツで一番お気に入りの漫画。

食糧人類 -Starving Anonymous-

食糧人類 -Starving Anonymous-

蔵石ユウイナベカズ水谷健吾
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主人公が迷い込んだのは人が飼育される施設!人間の定義を見つめ直すサイコパニック漫画。

学校からバスで帰宅していた高校生の伊江とカズは、車中に催眠ガスを撒かれ拉致されてしまう。目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上。辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた…。

人が家畜のように飼育され、冷凍・解体される施設。そんな食肉加工場みたいな場所からの脱出を目指すお話。

よくある理不尽グロホラー系漫画かと思いきや、三巻の真ん中くらいからだんだんと雰囲気が変わっていく。特に四巻で明らかになる山引くん(メガネキャラ)過去が面白いので、そこまで読んでほしい作品。

ただのエログロではなく、人間の定義を見つめ直す展開まで持っていっているところに好感が持てた。今後の展開にも期待!

東京喰種トーキョーグール:re

東京喰種トーキョーグール:re

石田 スイ
Amazon555円

人ならざる“喰種(グール)”が人間社会に紛れ込む世界。喰種対策局の佐々木琲世一等捜査官は戦い続ける。

“喰種”を駆逐&研究する喰種対策局・通称CCGは、あるひとつの命題を果たすため、実験体集団「クインクス」を新設。まともな人間ではない彼らと、佐々木琲世一等捜査官が喰種事件に挑む……。

という、言わずと知れた「東京喰種トーキョーグール」の続編。ぼくはこのシリーズのファンなので、2017年も読み切った。もうどうなるんだ、この漫画。ハッピーエンドありえるんか、ないやろこれ……といった感じ。

一話のほんわかな雰囲気からは考えられないような後半の畳み掛けはエグい。ただただカネキ君の幸福な未来を願うばかりである……。

ご存知かと思うが、グロテスクな描写も多いので苦手な方は注意。

僕のヒーローアカデミア

僕のヒーローアカデミア

堀越 耕平
Amazon432円

ヒーローになりたい!誰もが超常能力“個性”を持つようになった世界で憧れの存在を目指す少年の物語。

先に紹介した「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」の本編。

世界総人口の約8割が超常能力を持つ超人社会。能力を悪用するヴィランを“個性”を発揮して取り締まるヒーロー達は、人々に賞賛されていた。
主人公の緑谷出久もヒーローに憧れていたが、彼は超常能力が発現しない“無個性”な人間だった……。

能力はないけど気持ちだけはしっかりヒーローな少年が、努力と執念と運で、なんとかヒーローを目指すお話。

やる気はないけど自分しか居なかったので嫌々世界を救うことになりました……みたいな碇シンジ君タイプではなく、やる気に満ち溢れた主人公っていうのがとても良い。
そもそもヒーローが大好きだからめちゃくちゃ研究熱心なとこもグッド。好きであることが最強だっていう、そういう思想のお手本みたいな主人公に好感が持てる。

しかも彼は好きをきわめるだけじゃなくて、自分の好きを伝えるっていう努力もおこたらない。
平和の象徴と謳われる最強ヒーロー、オールマイトに初めて出会った時に、無個性だけどヒーローになりたいのだと言える真っ直ぐさが強いなと思う。

見た目は地味なんだけど、めちゃめちゃ主人公してて大好き。

他のキャラもみんな魅力的で敵味方関係なく愛せる。読んだことない人はぜひ。アニメもあるのでそっちも!

ブラッククローバー

ブラッククローバー

田畠 裕基
Amazon432円

魔法が全ての世界。生まれながら魔力を持たない少年が、頂点“魔法帝”を目指す魔法ファンタジー。

魔法帝と魔法騎士団によって平和を謳歌していたクローバー王国。そこに住む貧民の孤児・アスタは、魔法騎士団の頂点である魔法帝を目指すも全く魔法を使えずにいた。
アスタは夢を諦めかけるが、ある時、魔法を無効化する力を宿した“五つ葉の魔導書”を手に入れる……。

ヒロアカと似てる感じの、その世界で当たり前の力を持たないキャラが主人公の物語。ただこっちは世界をひっくり返すくらい特別な力をもって主人公たらしめてるのが特徴。

主人公がなぜ力に選ばれたのか、力に隠された秘密とは……っていう謎が縦軸としてずっとありつつの魔法バトル。
何も考えずに突っ走る主人公に共感して単純なバトル漫画としても楽しめるけど、世界観を読み込んでいろいろ考察するのも楽しい。

バトルシーンの迫力もすごい。「HUNGRY JOKER」もそうだったけど、田畠裕基先生はめちゃくちゃ絵がうまくて感動する。

ハイキュー!!

ハイキュー!!

古舘 春一
Amazon432円

小さな巨人に憧れてバレーボールを始めた小柄な少年が“コート上の王様”と呼ばれる天才セッターと出会い「頂の景色」を目指す!

宮城県立烏野高校バレー部のエース“小さな巨人”に憧れてバレーボールを始めた小柄な少年・日向翔陽。中学最後の公式戦で、日向は“コート上の王様”と呼ばれる天才セッター・影山飛雄に惨敗してしまう。
憧れの烏野高校排球部に入部した日向は、その影山と邂逅。個性豊かな烏野高校の仲間たちと共に全国大会を目指す。

ぼくは中学生の時に少しだけバレー部に所属していて、そのせいか共感できるポイントをたくさん見つけられて楽しかった。

バレーボールって実は全然知らない人からすると意外なほどスポーツ人口が多くて、小学校からやってる選手とかは中学から始めた人と比較にならないほど上手かったりして……。
それでもなんとか上手くなりたいなあとか、諦めながらも負けず嫌いだけで大きい声出して試合したりだとか、そういった色々な記憶が蘇ってきたのがこの作品。

主人公・日向翔陽と影山飛雄の必殺技や試合の様子など、デフォルメされているけどリアリティのある描かれ方なので納得感があって素直に楽しめる。

ミスした時の悔しがり方、声のかけ方、成長の瞬間、試合に勝った瞬間の開放感などなど、スポーツ経験者あるあるが沢山あるし、気持ちのいいポイントが押さえられているのがすごい。

ちなみに作者の古舘春一先生は岩手県軽米町出身。主人公が通う烏野高校は軽米高校をモデルにしていて、聖地巡礼なども盛んらしい。同郷としても応援したいと思ってる。

あとぼくは先生が本作の前に連載していた「詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。」も大好きだった。こちらも面白いのでぜひ。

Dr.STONE

Dr.STONE

Boichi
Amazon150円

すべての人間が石化してから数千年後、目覚めた主人公はゼロから文明を作ることを決意する!

突如、地球上の全人類が一斉に石化するという怪現象が発生。それからおよそ3,700年後、石化が解けて目覚めた石神千空は人類が消えて滅んだ世界で自力で文明を再建させることを決意する……というSF漫画。

科学史をなぞって文明の再建を目指すという個性的な設定ながら、展開や盛り上がり方はジャンプのそれ。思いっきり熱くなれる。

主人公・千空がたくわえた化学の知識によって問題を解決していくので「千空すげえ!」となるのだけど、それはそのまま人類の叡智なわけで。
そういった先人の知恵や歴史が大事なんだってことを教えてくれるとこがこの漫画のいいところなんじゃないかなって思ってる。

そして、その知恵をゼロから生かすための努力も必要で……。結局、努力と積み重ねが何よりも信用できるのだって証明してくれているような気がする。

ストーリーのテンポも良いし、絵も見やすい。勉強にもなるので読んで損はないと思う。オススメ!


以上で2017年読んで面白かったオススメ漫画30選は終了。どの作品も楽しませるだけでなく、それ以外の知識や見識も与えてくれた。

よかったらこれを読んだみなさんのオススメ漫画も教えてほしい。以下のシェアボタンからツイートしていただくと自動でリプライが届くので気が向いたらぜひ!