映画

映画「ベイマックス」のトレーラーについて / 日本はアメリカを良いと言い、アメリカは日本を良いと言った

投稿時間2014.12.11シェア数829
ディズニーxマーベル映画の「ベイマックス」が公開されるってことで、そこかしこで話題になっているみたいです。でね、最近目についた記事で「ベイマックスの日本での宣伝方法は間違ってるんじゃないかと思って調べてみたら、いろいろ面白いことがわかりました」というものがありました。

ディズニーxマーベル映画の「ベイマックス」が公開されるってことで、そこかしこで話題になっているみたいです。

でね、最近目についた記事で「ベイマックスの日本での宣伝方法は間違ってるんじゃないかと思って調べてみたら、いろいろ面白いことがわかりました」というものがありました。

この記事では、日本とアメリカではベイマックス(原題はBig Hero 6)の宣伝方法が全く違っていて、日本の宣伝方法は間違っているんじゃないか!とか、実はマーベル原作なんだよ!みたいなことが書かれています。

たしかに、日本版の「ベイマックス」のトレーラーとか予告動画は、主人公の男の子とそのお兄さん、そしてお兄さんが残したロボット・ベイマックスらの心の交流といいますか、メンタル的な部分をフィーチャーした映像となっていました。

ちなみに以下は海外版。

先ほど紹介した記事の関連ツイートやはてブコメントを見てみると、記事の内容に同調するような意見や、配給会社の宣伝方法に疑問を投げかけるような投稿をたくさん見つけることができました。

そうか、なんかお涙頂戴系にすると日本では嫌われるのねと。たしかにぼくも「ワールド・ウォーZ」にはちょっとイラッとしたけど、コメントを見ると結構辛辣な感じで書かれていて、ここまで言うかとびっくりしました。

日本版トレーラーに対するアメリカ人の意見

でね、ここで面白かったのが、本場アメリカ側の意見です。厳密にはアメリカ人が言っているのかは分かりませんけど、「アメリカ版のトレーラーと比較して、日本版のトレーラーは良いよね」っていう意見が目立っていたんです。

ぜひ以下の動画のコメント欄を見てみてください。

適当翻訳なので間違ってたらご容赦いただきたいのですが、例えば以下の様なコメントが194の高評価を集めていました。

The Japanese Version is more mature that's why it's better then the english trailer. Japanese don't baby their children like Americans do.

(日本語版はアメリカ版よりも成熟している。日本人はアメリカ人みたいに子どもを赤ちゃん扱いしない)

彼らが日本語を正しくリスニングできているのか分かりません(おそらく映像の雰囲気だけで判断してると思う!)が、こういった評価になっています。

他には以下のような意見もありました。

Same thing with Frozen: The Japanese gets the better trailer! Why? Do we Americans not know how to appreciate anything besides comedy? I would enjoy more deep trailers like this! (I have no idea what they're saying, but it LOOKS more deep).

(アナ雪と同じ。日本向けには良いトレーラーが作られてる!なぜだ?我々アメリカ人はコメディ以外の良さが分からないのか?私はこういう深い内容のトレーラーがいい!)

あとは、アメリカ版と異なるトーンについて議論していたり、主人公の声は山口勝平がやるべきだという意見もありました。なぜ勝平!?

ないものねだり?

しかしまぁ、不思議なもんですね。日本人はアメリカ版が良いと言い、アメリカ人は日本版が良いと言う……。ないものねだりなんかなぁ。

たしかに日本の映画、特にアニメに関しては、感動押しな面がありますからね。散々やられて嫌になる映画ファンの気持もよく分かります!

逆に、アメリカの方では"楽しさ"押しすぎて、深いっぽいトレーラーに惹かれる……ってことなのかもしれません。

誰も悪くないから困る

ちなみにぼくはどっちのトレーラーも好きです。ビッグヒーロー6がマーベル作品だというのは映画の情報が出始めた時から知っていたし、だからといってあんまり違和感もなかったです。

マーベル作品であることが隠し気味らしいですが、ちょっとテレビとか最近見れてないのでそこら辺はよく知りません。ごめんなさい。

ま、あれですね、映画好きのためにトレーラーを作ってないってことなんだと思いますよ。普段映画館に来ない人を呼ばなきゃいけないわけですから、広告出す人も大変だと思います。人が来なきゃお金にならない、映画作れない、みたいなことになるでしょうし。

なんというか、あんまり事実と違うのは良くないと思いますけど、その映画の真の姿を見て「面白そう」と思えるような人が増えれば、広告と本編との行き違いというか誤解というかそういうのも生まれないわけで……。

「トレーラーがおかしい!嘘だ!」という意見を言うのも大切ですけど、それはそれでしょうがないと受け止めて、映画そのものの良さみたいなものを映画館に行かない人に伝えていくことも大事なんじゃないかなと思います。

映画館で観ると高いし、なかなかアレですけどね。

別に誰も悪くないのになぁ。あえて言うならビデオレンタルが悪いかな!安いから誰も映画館行かなくなっちゃうじゃん!