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ビデオ撮ったりブログ書いたりしながら、できるだけ、心だけでも、子どものままでいたいなと思う日々を送ってる。

このブログは、そんなハンサムクロジ(変な名前でごめん)が色々なものを見て、聞いて、触って「こうなのかも」「ああなのかも」と思ったことを綴るものだよ。

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映画『クロニクル』を観てきた感想! 確かにAKIRAとかキャリーって言われるのも分かる

2013.11.11

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今さら感があるのですが、このあいだ話題になった映画『クロニクル』の感想をー。

この映画はジョシュ・トランク監督のデビュー作で、脚本のマックス・ランディスと共に原案から携わった作品です。あまりお金をかけられなかったからか、ちょっとだけCGがチープなところがあったのは気になりましたが、少年漫画みたいなストーリーは男心をくすぐるものでした。

でもそれは外側の部分で、中身はどちらかというと少年版「キャリー」といった感じ。鬱々とした学生時代を過ごす主人公のアンドリュー(デイン・デハーン)が、父の暴言で自身の超能力で暴れ始める姿は、キャリーにも鉄雄にも見えました。

監督自身も「AKIRA」や「キャリー」、「フューリー」に影響を受けていると言っているみたい。「フューリー」のストーリーは知らないので、今度見てみたいと思います!

カメラで撮りまくり今どきな主人公たち

映画は序盤、主人公のアンドリューの持ったカメラで撮影されたものとして、彼の視点で展開されていきます。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」とかみたいなモキュメンタリー手法っすな! 彼はなぜか全ての生活をカメラで撮りだすのですが、その理由は不明。でもとにかくカメラに固執します。ま、でなきゃ話が進まないんで仕方ないか。

で、そんなアンドリューと彼のいとこのマット(アレックス・ラッセル)、そして学校の人気者であるスティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)が、ダンスパーティーでの事件をきっかけに超能力を手に入れてしまいます。林の中にできていた謎の穴に入って、これまた謎の"生きている物質"に触れたことで不思議な力が使えるようになるのです。この物質がなんなのかも映画の最後まで明らかにされません。

アンドリューは超能力を手に入れてからもカメラ持って撮りまくるんですけど、ここで彼が超能力でカメラを扱うようになったのが演出としてうまいなと思いました。カメラを宙に浮かせて撮影するので、もはや一人称視点ではなくなるんですね! 超能力だからカメラがぶれることもないし、プロ並みの技術で撮影できるようになりますw 素晴らしい!!

さらに都合のいいことに、マットが思いを寄せるYouTuberのケイシーも四六時中カメラを回しており、彼女も中盤からラストにかけてわりと出ずっぱりなため、アンドリューが居ないシーンも問題なく収められております。

日本人からしたらちょっと不自然なのかもだけど、アメリカではこういう人たちっていっぱい居て、もしかしたらわりとありがちなんでしょうかね。そんな今どきな彼らだからこそ撮影できた映像……っていう体で楽しみましょう!

感情をコントロールできない主人公

ハッキリとしたネタバレになりますが、主人公のアンドリューは途中でパワーと感情のコントロールを失って、スティーブを殺してしまいます。本人にはそんなつもりなかったのだけど、雷を当てて感電死させてしまうんですね。それまで彼にはかなりお世話になっているのですが、それにしちゃ非道い仕打ちですわ。

なのですが、ここらへんがキャリーっぽい。暴走を後悔するんですけど、これをきっかけにどんどん悪い方向へ行くんですよね……。悲しいお。

アンドリューがもっと賢明で父親が良い人間だったら悲劇にならずに済んだのになと、そう思うことしかできませんでした。でも映画としては面白いのでおっけー。

がんばるマット

そんな無茶苦茶なアンドリューが、父の暴言をきっかけに更なる暴走を始めます。自分は選ばれた人間なんだぜー! ヒャッハー! とばかりに街中を破壊する彼を止めようと、マットがケイシーと共に説得を試みるのです。

アンドリューほどではないにせよ、鍛えあげられた超能力で彼に立ち向かうマット。他に手立てが無いと確信したマットは、結局最後にアンドリューを殺してしまうのでした……。

これらのシーンは街中に設置された監視カメラや、テレビ中継のカメラで撮影されたという体で進行していきます。とはいえもはやモキュメンタリー的な感じではないので、そういうのを忘れたほうが楽しめそう。ラストに向かって迫力を増す超能力バトルは熱いです!!

見どころは以上

ということで映画の見どころは以上となります。超能力・青春・バトル・キャリーといったキーワードにピンとくるかたは楽しめるでしょう。

ラストシーンも続編に繋がりそうな感じでナイス。コンテンツを継続させるためのものとはいえ、それでもワクワクするのは映画が面白かったからですよねー。

まだやっている劇場があるか分かりませんが、たぶん空いているので見やすいかと思います。DVDが出るのを待つのもいいかもですね。オススメでっせ!

最後にYouTubeで公開されている劇中の超能力シーンをまとめてどうぞ。