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ビデオ撮ったりブログ書いたりしながら、できるだけ、心だけでも、子どものままでいたいなと思う日々を送ってる。

このブログは、そんなハンサムクロジ(変な名前でごめん)が色々なものを見て、聞いて、触って「こうなのかも」「ああなのかも」と思ったことを綴るものだよ。

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命を尊ぶヒーロー「ドクター・ストレンジ」

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やあ、クロジだよ。

久しぶりに映画館に行って、新作「ドクター・ストレンジ」を観てきた。

"魔術を操る天才外科医"という異色ヒーローという触れ込みだったのだけど、ストーリーは王道ヒーローもの的で分かりやすく、ストレートに楽しむことができた。

ということで、新たにアベンジャーズへと加わるとも言われている新キャラクター「ドクター・ストレンジ」について解説しつつ、映画の感想をまとめておく。

ドクター・ストレンジとは

あらすじ

傲慢だが腕は確かな天才外科医ドクター・ストレンジは、交通事故によって両手に大怪我を負い、精密な動きができなくなってしまう。再び医師としての能力を取り戻すため、あらゆる手段を模索したストレンジがたどり着いたのが魔術の力だった。指導者エンシェント・ワンのもとで修行に励み、ついに力を手に入れたストレンジは、やがて壮絶な闇の魔術との戦いに巻きこまれてゆく。

映画「ドクター・ストレンジ」は、同名のマーベル・コミックスを原作とした作品。マーベル・シネマティック・ユニバースと呼ばれる、世界観を同一としたクロスオーバー作品群の14番目となる映画だ。

特殊な能力などを駆使しつつも、肉弾戦がメインのアベンジャーズ達の中ではたしかに異質な魔法使いヒーロー、ドクター・ストレンジことスティーヴン・ヴィンセント・ストレンジが主人公の映画作品。

主演は、ドラマ「SHERLOCK」シリーズや映画「スタートレック イントゥ・ダークネス」のベネディクト・カンバーバッチ。監督は、「エミリー・ローズ」や「フッテージ」などといったホラー作品を多く手がけているスコット・デリクソンがつとめた。

キャラクターの魅力

作品を盛り上げるキャラクターと、彼らを演じた俳優陣についても紹介しておく。とにかく豪華で魅力的なキャストだ。

ドクター・ストレンジ(スティーヴン・ヴィンセント・ストレンジ)

事故によって技術とキャリアを失った天才外科医。傲慢だけど極端に人付き合いが悪いわけではなく、ユーモアがあってスタイリッシュ。自らが医者=ドクターであることに強い誇りを持っており、人の命を救うことこそ自分の使命であると信じて疑わない強い意思を持った男。

両手を治療するためにエンシェント・ワンに師事して魔術の修行を始めると、徐々にその才能が開花。兄弟子から「生まれながらの魔術師」と評されるほどの力を身につける。

演じるのはドラマ「SHERLOCK」シリーズで人気のイギリス人俳優ベネディクト・カンバーバッチ。


大人なのに子どもっぽいキャラクター。好きなこと(手術)だけやってきたうえに確かな実力がある。ゆえに不遜。そんないい歳した"男の子"が全く関わりのなかった新しい技術を習得し、人間的にも成長する様は希望を与えてくれる。ぼくもまだまだやれる!そんな気持ちにさせてくれた。

物語的にも「傲慢→長い鼻折られる→修行→兄弟子や師匠と仲良くなる→強くなる→世界を救う」っていう流れが王道すぎて最高。

あと、運転中のスマートフォン操作がいかに危険かも教えてくれる🙄スピードの出しすぎにも注意しないとだね!ほんと危ない!!

クリスティーン・パーマー

救命救急医。ストレンジの同僚で信頼できる仕事のパートナー。彼との会話の内容から、過去に恋愛関係にあったと思われる。事故後に自暴自棄になってしまったストレンジを気にかけ、医者以外にも人を救う方法はあるとアドバイスした。が、聞く耳を持たないストレンジに愛想を尽かして彼の元を去ってしまった。

演じるのは、映画「スポットライト 世紀のスクープ」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムス。


主要キャラクターの中で唯一の魔法が使えない一般人。なんでもありな魔法の力に付いていけない様子が観賞者目線でとても共感できる。あとかわいらしい。

ちなみに、レイチェル・マクアダムスさんの母は看護師だったそう。

モルド

指導者エンシェント・ワンのもとで魔術の修行に励む弟子。厳しくも優しい男だが、生真面目で融通が効かず、敵であれば殺すことも厭わない。特に闇のパワーを忌み嫌っている。ドクター・ストレンジの兄弟子であり、戦いの良きパートナー。

演じるのは、映画「それでも夜は明ける」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたロンドン出身の俳優、キウェテル・イジョフォー。


彼は終盤での葛藤が最高。からのエンドロール後に注目したい。

敵を殺せ殺せ言っていた時に怪しいなとは思ってたけど、生真面目な友がまさかの闇落ちっていう展開にはなんだかんだグッとくる。この少年ジャンプ感がドクター・ストレンジの良いところ。

ウォン

カマー・タージ(ネパールはカトマンズにある修行施設)内の図書館を守る番人。図書館に並ぶありとあらゆる魔術書が悪人に渡ってしまうことがないよう管理している。修行中のストレンジに助言をし、彼に合った本を薦めてくれる。が、ストレンジはまったく言うことを聞かない。

ストレンジのジョークには動じないが、ツボに入ると笑いが止まらなくなる。

演じるのは、Netflix配信のドラマ「マルコ・ポーロ」のクビライ・ハーン役で知られるイギリス出身の俳優、ベネディクト・ウォン。


ぼくにとっては、ドクター・ストレンジのマスコット的な存在。戦いにおいて特別活躍するわけではないけど、クマみたいでかわいいから居るだけでオーケー。

ヴィジュアルに見合う活躍はしてないけど、モルド、ストレンジと共に三人並んで歩くシーンはかっこよかった。体型の凸凹感と白人黒人アジア人っていう組み合わせがなんだかとっても気持ちいい。

カエシリウス

かつてエンシェント・ワンの元で修行を積んだ魔術師。闇の魔術に魅せられ、師の教えに背いて強大な力を求める。ダーク・ディメンション(闇次元)のパワーを借りて世界を破滅に導こうとしているが、本人はそれを善行だと思っているようだ。

劇中では幾度となくストレンジと対決し、その強さを見せつける。闇の力のせいで目が怖いけど、アヒル口がかわいいからそんなに気にならない。

演じるのは、映画「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」のゲイレン・アーソ役や、ドラマシリーズ「ハンニバル」のハンニバル・レクター役で有名なマッツ・ミケルセン。


ある理由があって悪の道に外れてしまった男。まず、エンシェント・ワンに師事する前にひどい目に遭っているみたいで、それも本作の凶行につながっているみたい。コミックでは妻と子供を失った男として描かれているから、もしかしたら映画版の彼にもそういった過去があるのかもしれない。

正義のために誤った道を選んでしまった男。それがカエシリウスなのだ。

マッツ・ミケルセンはブルース・リーに憧れていたらしく、インタビューで以下のように応えている。

私はマーベル・コミックを読んだり、ブルース・リーを見て育ったから、この映画に出ることは夢だった。カンフーとマーベルが融合した作品だからね。

T-SITE

ぼくとしてはマッツ・ミケルセン氏がかっこよすぎて、それで頭がいっぱいやで✋🏻

エンシェント・ワン

カマー・タージで魔術を教える謎の指導者。日々、人類を脅かす者と戦うのを宿命としており、永遠とも思える長い時間を戦いに費やしてきた。年齢不詳の容姿には秘密があり、それが戦いの火種にもなっている。ストレンジに魔術の継承者としての可能性を見出し、積極的に指導する。

演じるのは、映画「ナルニア国物語」の"白い魔女"や「スノーピアサー」のメイソン役で唯一無二の存在感を放つティルダ・スウィント。


めっちゃ強いはずなのに、以外とあっさり前線から撤退してしまったのには驚いた。というかちょっと腑に落ちなかった。

ただ、魔術初心者のストレンジを雪山に放り投げた時のギャンブル顔にはドキドキした。あれは生粋のギャンブラーの顔やった。

ドクター・ストレンジは殺さない

次はストーリーについて。以下ネタバレを少し含むので気にされる方は読まないでほしい。知ってても面白いと思うけど、念のため。

物語は、終盤直前まで超王道だった。

高慢な主人公が挫折、修行して神秘的な力を身に着けて巨悪に挑む。師匠の死を乗り越え、兄弟子とぶつかりながらも自分と同じくらい魔術の才能がある"仇"と対峙して打ち倒すのだ。

そこまでは友情・努力・勝利にのっとった少年ジャンプ的展開。それがここからウルトラジャンプに切り替わる。

ストレンジは、カエシリウスのさらに先、強大な力を持ったダーク・ディメンションの主であるドーマムゥとのラストバトルへと向かうのだけど……。

そこでストレンジが使う必殺技が衝撃的。漫画「スティール・ボール・ラン」のリンゴォ・ロードアゲインのスタンド能力よろしく、互いの意識がある状態でしつこく時間をリピートし、相手を根負けさせるというものだった。

結局ジャンプ勢っぽい戦い方なのにはちょっと笑ったし、戦い方が根負け狙いというのにはスッキリしなかった。

でも、展開のベタさとラストバトルの異色っぷりが良いコントラストになっていたし、これこそまさにストレンジが理想とする戦い方なのだと思うと納得できる。

ストレンジは言っていた。人殺しはしたくないと。自分は医者であり、人の命を救うのが仕事であると。

だから彼は地球を我が物にしようとする悪の親玉でさえ、その命を奪おうとしない。負けを認めさせることで勝利を掴んだのだ。

これに気づいた時ドクター・ストレンジが大好きになった。

神秘的な映像表現

映像もすごかった。映画「インセプション」の夢(もっとすごいやつ)がずーっと続いている感じ。

捻れるビル、落ちる空、滝のような道路を泳ぐ自動車……。魔術の力で歪んだ世界は、ゲームっぽさもあって見ていて飽きない。そういえばドーマムゥとの戦い方も残機使ってHP削ってるみたいでゲーム的だったなあ。

エンシェント・ワンが魔術世界の一端をストレンジに見せたシーンも印象的。以前どこかで見たLSDによる幻覚作用を映像化した動画にそっくりだった。

あとは時巻き戻しね!あれもすごい。

3DとかIMAXで観ると迫力が増しそう。ちなみにぼくも3Dで観たよ。

インフィニティストーンの力

次に書いときたいのが、インフィニティストーンについて。

ドクター・ストレンジが身に付け時を操るために使った"アガモットの目"というネックレスがあったんだけど、実はこの"アガモットの目"がインフィニティストーンのひとつだったのだ。

インフィニティストーンっていうのは、マーベル・シネマティック・ユニバースにおいてシリーズ最大のパワーを持った6つの石のこと。

過去シリーズでは、四次元キューブ、エーテル、オーブ、マインドストーンといった4種類が登場している。

これによってマーベル・シネマティック・ユニバース全体で登場した石が5種に増え、2018年〜2019年に2部作で公開される「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」にシリーズ全体の流れが向かっているのを強く感じられた。

エンドロール後のお楽しみ

さらに、エンドロール後に2つのお楽しみがあって、それらもアベンジャーズやマイティ・ソーシリーズへの伏線になっていた。

ひとつめはソーとストレンジの会話シーン。そして、ふたつめは闇落ちしたモルドの魔術師狩りシーンだ。

ソーとの会話は2017年公開の「ソー:ラグナロク」への伏線となっていて、ストレンジがソーに無限ビールを振る舞うというコミカルなシーンだった。

あの無限ビールは素晴らしい。恐らく時間を操って無限ビールを再現しているので、酔うことなく、腹も膨れず、尿意にさいなまれることなく、喉越しだけを無限に味わえるのだ!最高すぎる!!

そして闇落ちモルド。こちらは「ドクター・ストレンジ2」への伏線のようだけど、もしかしたらインフィニティ・ウォーにもつながっていく可能性がある。

いずれにしろ、この2つのシーンは必見。映画館では最後まで席を立たないように👋🏻

映画観で観た方がいい映画

以上、色々と「ドクター・ストレンジ」についてまとめてみた。

何も考えずにするっと楽しめるストーリーを迫力の映像で楽しめるので、ぜひ映画館で観ていただきたいと思う。

3DやIMAXなどの施設があればなおよし。カンバーバッチとマッツ・ミケルセンを観に、ぜひ!

……そういえば、デアデビルやルーク・ケイジによるディフェンダーズとの関わりはどうなるんだろ……。ドラマの方は出る予定なさそうだなあ😂

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