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Twitterアカウントハンサムクロジ

ビデオ撮ったりブログ書いたりしながら、できるだけ、心だけでも、子どものままでいたいなと思う日々を送ってる。

このブログは、そんなハンサムクロジ(変な名前でごめん)が色々なものを見て、聞いて、触って「こうなのかも」「ああなのかも」と思ったことを綴るものだよ。

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祖父の死によせて

2013.05.10

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先日祖父が亡くなりました。がんです。病院では常に腹痛を訴えていました。最期には立ち会えませんでしたが、強い痛み止めのお陰で苦しまずに逝けたとのことでした。

数ヶ月前まで自動車を運転し、好きなタバコを吸って笑っていた祖父の顔を思い出しては、「なんでだろう、早すぎるよなぁ」なんて不思議がることしかできないでいます。

病気だと分かったのが今年2月。3月には東京の病院に出向き、赤レンガ造りの駅舎の前で記念写真を撮っていました。腰も曲がっておらず、スラっとしていたその体がやせ細るのに時間はかかりませんでした。

体の痛みに耐えながら、それでもひ孫の顔を見ておどけていたのが印象に残っています。帰りに「またね」と声をかけると「おう」と返事をしておりました。それが僕が交わした最後の言葉でした。

今はもう綺麗な顔で静かに眠っております。

とは言え、僕はベッドの上で苦しんでいた祖父を見ていましたので、今は単純ながら病気というものに恐怖しております。気が早すぎるといえばそれまでなのですが、嫁や家族がそんな僕を見たら辛いだろうなと、僕自身も辛くて生きた心地などしないだろうなと想像し、分かりやすく健康に生きたいなと改めて考えております。

そして全てに満足して死ぬなんてことは不可能なのだと、関わる人間がみな納得して送り出せる死など無いのだと思い、突然の終わりへと今もなお向かっているこの人生を見つめ直している最中です。

生前、病気だと分かった時にすぐに会いに行けばよかったと強く後悔しております。また、いつか。安らかに。