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ビデオ撮ったりブログ書いたりしながら、できるだけ、心だけでも、子どものままでいたいなと思う日々を送ってる。

このブログは、そんなハンサムクロジ(変な名前でごめん)が色々なものを見て、聞いて、触って「こうなのかも」「ああなのかも」と思ったことを綴るものだよ。

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ツンデレVS.変態、ジョジョ四部っぽい雰囲気「ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1

RATING 星1星マーク星1星マーク星1星マーク星0.5半分の星マーク星0空の星マーク 3.8

2015.11.30

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ツンデレっていいよね。

ぼくは綾波よりもアスカ派であり、長門よりもハルヒ派である。もちろん逢坂大河が好きだし、究極的に言うと釘宮理恵が好きだ。

ツンデレは良い。表面的でないことに価値がある。愛想、口、素行、手癖……何が悪かろうと構わない。ツンデレにムカつかないのは、そこに愛があるからだ。

最後に笑ってくれさえすれば、それで全てが報われる。

Netflix限定で配信るマーベル作品第二弾、元ヒーローのツンデレ美女が活躍するドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」を観てそう思った。

全13話、通常の海外ドラマよりも若干短めのハーフタイプの作品。24話ってボリュームが多いんだけど、最近はこのくらいの話数が流行っているらしい。

マーベル作品第一弾として公開された「デアデビル」も13話だったし、ドラマ版「スクリーム」に至っては10話で終わった(決して打ち切りではない)。

映画もそうだけど、ストーリーによってボリュームが異なるのは当たり前だし、個人的には特に気にしていない。

というか、「デアデビル」や「ジェシカ・ジョーンズ」はどちらかというと13時間の超長編映画と言ったほうがしっくりくるような作品だから、やっぱり長過ぎると……ね?

というわけで、少しだけ「ジェシカ・ジョーンズ」について解説しつつ、作品の感想をまとめておく。

ジェシカ・ジョーンズとは?

まず、作品のタイトルにもなっている「ジェシカ・ジョーンズ」について。

これは主人公の名前ね。日本でいうところの「半沢直樹」みたいな、そんな感じ。で、"ジェシカ"なのでもちろん主人公は女性なんだ。

他のマーベル作品はヒーローとしての名前が作品のタイトルになっていることが多いんだけど、彼女は元ヒーローだから本名がタイトルになってる。

原作ではスパイダーマンであるピーター・パーカーの同級生。元々はジュエルっていう名前のヒーローで、白いコスチュームを着て活動をしていた。ちなみに現在の仕事は探偵。

基本的な設定はドラマ版も同じなんだけど、ヒーローっぽさが減っていて、少しだけリアルに、かつ過激な描写控えめ(といってもけっこう色々すごいよ)にアレンジされてるので安心して楽しめると思う。

他にも色々な設定があるんだけど、これ以上はネタバレになるので割愛!以下、知っちゃうと面白くなくなりかねない情報が多いので、まだ観賞していない人は注意して読んでね!!

とりあえず三話まで観てほしい

まずは、あらすじから。Netflix作品のあらすじは、いつもザックリしている。

ある出来事をきっかけに、スーパーヒロインとしての活動をやめたジェシカ・ジョーンズ(クリステン・リッター)­。心機一転、新しい人生を歩み始めようとニューヨークで私立探偵事務所を開くが、次々­と事件に巻き込まれていく。

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ね!ザックリでしょ!

でもぼくはこれくらいの方が好き。あんまり細かいと観る理由がなくなりそうだしね。

ちょっとだけ序盤の話を補足すると、一話目から衝撃的な展開でグロはもちろん精神的にキツイ展開が続くから、そういうのが苦手な人は覚悟した方がいいと思う。あ、あとセックスシーンも多いから、家族での観賞もオススメしない。

二話目までは特に重苦しくて、まさにどん底といった感じ。過去のトラウマと現在起きた悲惨な事件との間に心が潰されそうになる主人公……。なにもかもが最悪な状況で、それでも立ち向かおうとするハードボイルドなジェシカ・ジョーンズに少し惚れる。

三話目からは暗い雰囲気が少しだけ和らぐ。主人公の親友であるトリッシュ・ウォーカー(レイチェル・テイラー)がたくさん出てきてくれるのおかげかな。

で、ここまで観ると一話&二話で仄めかされていた設定が明らかになりはじめて、グッと引き込まれる。とりあえず三話まで観てほしい。「うわぁ、ジェシカかわいいなぁ」っていう感じで眺めてるだけでもいいから!観て!

キャラクターの魅力

続いて主要キャラについて色々書いてみたいと思う。

意外とキャラクターが多くてビックリしたんだけど、みんな個性的で魅力があった。主人公がツンデレすぎるゆえ、支えてくれる周囲の人が軒並み良い人に見えちゃってね……。

以下、キャストのチェックにもなると思うので、よかったら読んでみてほしい。

ジェシカ・ジョーンズ

かわいい。

ブレイキング・バッドっていうドラマのジェーン役で有名……らしい、クリステン・リッターが演じてる。ぼくブレイキング・バッド観てないんだよね……。

ヒーローを辞めるきっかけとなったトラウマを酒で誤魔化す酒豪。そのうえ超人的な怪力の持ち主で、空も飛べる(本人曰く「ゆっくり落ちてる」らしい)。

口が悪くて、あんまり笑わないし人を褒めることもしない。過去の事件を理由に他人を遠ざけがちなんだけど、それは自分の心を守るためであり、自分に関わる人を傷つけないためでもある。

本当は優しいんだけどそれを表に出そうとしないし、目的のために手段を選ばないところがあるので誤解されやすい。ものすごいツンデレ。

ルークやトリッシュにはわりと素直。

トリッシュ・ウォーカー

ジェシカの親友、トリッシュ。元子役スターで、現ラジオDJの人気者。子役時代は「パッツィ」という芸名で活躍していたらしい。

演じているのは「トランス・フォーマー」とかに出てたレイチェル・テイラー。

ヒーロー願望を持つ正義感の強い一般人。特にスーパーパワーは持ってないけど、日々体術の訓練をしている模様。油断しているジェシカを投げ飛ばすくらいはできる。

基本的に明るくて、ストーリー全体を通してムードメーカー的な役割をになっている。

ルーク・ケイジ

気は優しくて力持ち、でも怒ると怖いイケメン。

ジェシカと同じく過去にいろいろあったみたいで、そのせいなのか今は女遊びしまくってる。プレイボーイすぎるために経営するバーに女性が乗り込んでくることもあるみたい。

静かな生活を望んでいたのだけど、ジェシカに協力するうちに事件に巻き込まれていく……。

あまり感情的にならない落ち着いた性格なので、出てくると癒やされる。

演じているのは映画やドラマで活躍しているマイク・コルター。

ジェリ・ホガース

超有能な弁護士でジェシカのクライアント。レズビアンで医者の妻が居るんだけど、秘書と不倫中だったりする。性格はあんまりよろしくない。

ジェシカの能力を仕事に利用しつつ、その見返りとして彼女の頼みごとを聞いたり、逆に仕事を押し付けたり……と、そういう関係。

演じているのは、あのマトリックスシリーズでトリニティを演じたキャリー=アン・モス。

ホープ

ストーリーの発端となる事件に関わった少女。

ジェシカのトラウマの原因となった人物によって拉致され、行方不明となっていたところをジェシカに救われる。

とにかく最初っから最後までかわいそうすぎる人物。ザ・不幸!

演じているのはエリン・モリアーティ。

マルコム・デュカス

ジェシカと同じアパートに住む隣人でヤク中。

いつもフラフラしていて、たまにジェシカの家に迷い込んでピーナツバター(好きらしい)を舐めてたりする。

本当は優しくて他人を思いやれる好青年で、社会福祉士を目指していた過去がある。ジェシカに救われてからは、彼女を想い協力しようとするも拒否られ気味。ジェシカとしてはマルコムを守りたいって気持ちが強いんだろうけど……。

演じているのはエカ・ダーヴィル。

ウィル・シンプソン

警部補……だったかな。警察の人で、前述したホープ同様、ジェシカの過去に関わるある人物によって事件に巻き込まれていく。

その流れでトリッシュと仲良しになり、ジェシカをサポートするようになる。

めちゃくちゃ正義感が強くて基本いいやつ。でも少し暴走しがち。

終盤でその正体が少しづつ明らかになっていくんだけど……それはまた別のお話!

演じているのは様々なドラマで活躍しているウィル・トラバル。

ロビン&ルーベン

ジェシカが住む部屋の真上に住んでいる双子の姉弟(あるいは兄妹)。ロビンが女性でルーベンが男性ね。

ルーベンは優しくて他人にも好かれるタイプ。バナナケーキが得意料理ということで器用なのかと思いきや、靴紐を一人で結ぶことはできない。最近iPhoneの充電ケーブルが壊れた模様。

ロビンはかなり強烈なキャラクター。ルーベンのことが大好きなのは良いんだけど、思い込みと決め付けがすごすぎるうえ、喋り方も攻撃的。でも本質的には悪い人じゃないみたい。

ロビンはコルビー・ミニフィ、ルーベンはキーラン・ムルケアが演じている、

クレア・テンプル

医者でもないのに能力者専門の応急処置係みたいになっている看護師。

写真は前作「デアデビル」のプレミアで撮影されたもの。前作ではレギュラー出演してたけど、今作ではちょっとだけしか出てこない。でも複数の作品の世界観をつなげる重要な存在でもある。

無茶をするヒーローたちの怪我を治すために無茶な治療を要求されて、そのたびそれに応えてくれる優しい人。

演じているのはトランスとかシン・シティのロザリオ・ドーソン

キルグレイヴ

すんごい能力を持っているのに、自分のためだけにしか使わない小規模で歪んだ悪人。そして変態。ストーリー上のラスボス。

その能力と過去のトラウマによって、うまく他人との関係を持てないのに悩んだり悩まなかったり、吹っ切れたりしている。

ジェシカといろいろあったため彼女に固執していて、ジェシカを苦しめることと自分のものにすることが行動原理。

原作ではパープルマンという名前で肌の色が紫色だった。ドラマ版では肌の色でなく身に付けるものに紫色が多い。紫が好きらしい。

作品のイメージポスターやプロモーション映像などに紫色が多く取り入れられているのは、彼の影響が多いのかもしれない。

狂ってるけど魅力的なキャラクター。演じているのはイギリスでめちゃくちゃ人気のある俳優、デイヴィッド・テナント

日本だったら渡部篤郎とかが演じそうな感じかなぁ。

能力者を追うサイコスリラー

キャラクターも紹介できたところで、ストーリーについて詳しい感想を書いとく。

物語としては、サイコな殺人者を追うスリラーかミステリーといった感じで、能力者を追いかけるという意味でもでもジョジョ四部っぽい雰囲気がある。

能力には制約やルールがあり、その枠の中で推理して追い詰める。そのルールもストーリーが進むことで明らかになるものもあって、戦い方が少しづつ変化していくのも面白い。

敵となるキルグレイブの"他人を操る"という能力がこれまた面白くて、その特性ゆえに誰が敵なのか分からず、しかも簡単に死に至らしめることもできてしまうから、観ていて常にドキドキする。

特に操られたルーク・ケイジとジェシカの肉弾戦には手に汗握った。出てきた時から戦うことになるだろうなとは思ってたけど、拳を振るいながらもジェシカを想うルーク・ケイジはやっぱりかっこよかったなぁ。

映画ではなくドラマってことで、予算や可能なアクションに制約があったことは容易に想像できる。それでもうまいこと撮ってたと思う。ジェシカが文字どおり飛んでくるシーンやバトルシーンなど、なんとか工夫して撮影していたのもよかった。

あとは、裏テーマじゃないけど「過去との対峙」っていうのがポイントになっていて、キルグレイブやジェシカはもちろん、ルールやトリッシュも含め、みな過去に何かを抱え、それと向き合いながら現在を生きている。

ストーリー全体を通して、その過去にきちんと向き合って、打ち倒せたものが勝者として立っていられるんだっていうメッセージも込められているように感じた。

あとジェシカの最後の笑顔が素敵すぎる。伏線を回収しつつ、あの100%の笑顔だからね!ぼくも騙されてもいいかなって思っちゃうよ。

ただ、もうちょっとキルグレイブとの戦い方は洗練してもよかったんじゃないかなとは思った。トラウマでうまく動けなかったり、様々な理由で最善の方法がとれないってのは理解できるんだけど、うまいやり方が他にもあるように見えたんだよね。

とはいえ、けっこうドキドキできたし、ジェシカのツンデレっぷりがかわいかったので、全体的に満足できた。強くて美人でツンデレとか、個人的に最強すぎる!!

今後のシリーズ展開にも期待

「デアデビル」があっての「ジェシカ・ジョーンズ」、さらに次は「デアデビル」のシーズン2か、それより先に「ルーク・ケイジ」が公開されるのか……。とにかく、このニューヨークはヘルズキッチンを舞台とした物語はまだまだ続く模様。

まだ出てきていない「アイアン・フィスト」が主人公の作品もドラマ化が決定していて、さらに、デアデビル、ジェシカ、ルール、アイアン・フィストの4人が組んだチーム「ディフェンダーズ」もドラマ化される予定。

ちなみに「デアデビル」シーズン2の予告映像はすでに公開されてる。パニッシャー(無慈悲なクライムファイター、ダークヒーロー)が出るんだって!

あとはまだ正式に発表されてないんだけど、ニューヨークが舞台ってことで、例の赤いアイツとの共演も示唆されてるみたい。

デアデビルやジェシカ・ジョーンズの劇中に、ちらちらとスパイディが出たり出なかったりしてるとか……。

さらに、ディフェンダーズを作ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ主演で映画化予定)との関わりとか、アベンジャーズとの絡みにも注目したいところ。

それとジェシカ・ジョーンズで初出となったウィル・シンプソンなんだけど、彼はどうやらニュークっていうヴィランになっちゃうみたいなんだよね。デアデビルのシーズン2あたりで出てくるか、あるいはその先か……。終盤で姿を消した彼の次の出演も楽しみ。

マーベル好きなら色々と考察しつつ、今後の展開を楽しみにしながら観るのも楽しいはず。気になる方はぜひNetflixでチェックしてみてね!!

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