ナノカモ

ナノカモ

検索ト検索ボタン

About

Twitterアカウントハンサムクロジ

ビデオ撮ったりブログ書いたりしながら、できるだけ、心だけでも、子どものままでいたいなと思う日々を送ってる。

このブログは、そんなハンサムクロジ(変な名前でごめん)が色々なものを見て、聞いて、触って「こうなのかも」「ああなのかも」と思ったことを綴るものだよ。

映画レビュー映画レビュー映画レビュー

ジブリ映画『風立ちぬ』を観てきた感想! エンディングの荒井由実「ひこうき雲」がよかった

2013.07.28

シェア数アイコン0

[wide]kazetachinu[/wide]

新作ジブリ映画『風立ちぬ』を観てきました。

監督である宮崎駿のことや、ジブリ作品が歩んだ道のり、流れなどについては全く興味がないので、単に映画自体の感想としてこちらに残しておきたいと思います。

とめどなくネタバレるので、ストーリーを知りたくないかたはご注意ください!

4分の予告を気に入って観に行く

一番近い映画館ということもあって、横浜に引っ越してからTOHOシネマズをよく利用しています。こちらの映画館では4分にもおよぶ『風立ちぬ』の予告を放映していました。これが非常によかったのです。

荒井由実名義の楽曲「ひこうき雲」をBGMにした断片的な映像なのに、それだけなのにも関わらず泣きそうになってしまいました。曲が良かったんですよねぇ。

それを見て「よし、本編観ましょう」となったのでした。ストーリーや主人公の人となり、監督の趣向などは一切知らずに劇場へ向かったのです。

前半は全く良くわからなかった

映画は主人公の夢の中から始まり、ヒロインである菜穂子に出会うところまでは「予告で観たやつや! おおう!」という感じでテンションが上ったのですが、あっという間に眠くなってしまいましたw

だって飛行機作りとかよくわからんし! あぁ、でも彼が飛行機を愛していて、飛行機を作ることに夢を持ち、それを純粋に楽しんでいることは伝わってきました。でも仕組みや、羽根がどうとかエンジンがどうとかを詳しく解説されてもつらかったのです。

そして主人公である堀越二郎の幼少期から一気に庵野秀明ボイスに変わった瞬間は「やばいぞ!」と思ってしまいました。人間、こんなに声変わるか!? 最終的には全く違和感が無くなったので、男の成長なんてもしかしたらそんなもんなのかもしれません。

ただやっぱり鯖は美味そうだったし、鯖の骨って美しいんだなっていうのは思いました。あと友達タバコせびりすぎ。イケメンだけど。

後半の菜穂子さん美しい

菜穂子さんの声は瀧本美織さんでした。僕は瀧本美織さんが好きなので、それだけで何も言うことはありませんでした。

それを差し引いても、彼女が病気であること、二郎さんを思う姿、発する言葉、全てに泣けてしまったのです。美しくて純粋だったなぁと。こんなに純粋なもの見せつけられたら涙しか出ませんよ。ほんと。

そういう意味ではとってもずるいですよね。後半ただのラブストーリーだし。それはいいんですけど、庵野秀明がキスしてるのが頭の中に浮かんで辛かった。auのCMでアフレコしている姿をテレビで流すなんて非道すぎます。

とはいえ後半、特に菜穂子さんと二郎氏の愛を描いていた部分には心奪われたのでした。

果たして堀越二郎である必要があったのか

問題はここですよねー。この話が堀越二郎をモデルに、堀辰雄の着想を得た作品だった意味ってあったのかなぁと。

仕事好きな男とその奥さんの話という印象だったので、別に飛行機でもなんでもよかったんじゃないかなぁと。堀越二郎である意味ってなんだったんやと。そう僕は言いたいのであります。

飛行機はかっこいいですし、その魅力が何か男子を惹きつけるものがあるのでしょうけど、だったら僕としては別にガンプラでもミニ四駆でも言い訳で、兵器である意味というのが薄かったと思ったのでした。

いいんですけどね。菜穂子さんとの話が見れたので。

エンディングは泣ける

だって荒井由実の「ひこうき雲」が流れるから! この時初めて「あ、飛行機好きの意味あったんだ」と少し思いました。この曲のために飛行機、堀越二郎だったんじゃないかと思うくらい洗い流された感じ。

空、飛行機、菜穂子、二郎……。全てが曲でひとつになって終わったなと。音楽の力って偉大ですね。

以上、そんな風に思った作品でした。面白かったです。菜穂子さんは最後まで男の理想、美しい嫁でした。