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映画『桐島、部活やめるってよ』を鑑賞! クライマックスに震える

投稿時間2012.08.13シェア数0

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先日公開された、映画『桐島、部活やめるってよ』を観てきました。

朝井リョウの同名小説を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八監督が映画化した作品です。主役の前田役を神木隆之介が、前田があこがれるバトミントン部の東原を話題の橋本愛が演じました。橋本さん15歳とは思えません。美しかったw

あらすじは以下。公式Facebookページから引用させていただきました。

ありふれた時間が校舎に流れる、「金曜日」の放課後。1つだけ昨日までと違ったのは、学校内の誰もが認める“スター”桐島の退部のニュースが校内を駆け巡ったこと。彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちはもちろんのこと、桐島と同様に学校内ヒエラルキーの”上”に属する生徒たち、そして直接的には桐島と関係のない”下”に属する生徒まで、あらゆる部活、クラスの人間関係が静かに変化していく。校内の人間関係に緊張感が張り詰める中、桐島に一番遠い存在だった”下”に属する映画部前田が動きだし、物語は思わぬ方向へ展開していく。

via:映画『桐島、部活やめるってよ』

「桐島ってやつが部活やめて大騒ぎ」ってな映画です。高校生特有の世間の狭さと、生々しいリアルな描写・感情表現が魅力的な作品でした。原作を読んでないので、そっちも気になっております。

共感できる人物が多く、人によっては不快感が残るかもしれません。自分のイヤな所を思い出して辛くなっちゃうかもw

ちなみにミステリーではないので、桐島の行方を気にしちゃだめ。マクガフィンメソッド。桐島の行方に翻弄される生徒たちに注目しましょう。

高校時代の自分に出会えるかもしれません。

震え上がるようなクライマックスシーン

ネタバレになるのでぼやかしますけど、クライマックスシーンは圧巻。ものすごく引きこまれました。まさにカタルシス。ストーリー的にも、主人公前田的にも「抑圧からの解放」を得ることができた瞬間でした。

自分にとって大事なものは何なのか。それを欲するがあまり他人の大事なものを踏みにじってはいないだろうか。そして、その大事なものと真に向きあえているのだろうか。

そんな問いかけを捲したてられているような気分になりました。

ラスト10分も印象的

「努力して、とにかく一生懸命続けても無駄に終わることだってある。無駄になるからやらないってのもありだし、それは間違いないんだけど、本当に目指したいものがあるなら無駄でもやんなきゃだめだ。

無駄かもしれない積み重ねがベースにあって、そこから抜け出せるかどうかの「きっかけ」は、その積み重ねとは別のところにある。まずはやり続けなきゃならない。それ以外の選択肢も当然あるけど、とにかく今は成果と言えないような成果を積み重ねるしかないんだ。

それでも続けられるかどうかは、根拠のない自信と裏付けのない直感、そして先人の残した北極星を頼りに歩みを進める勇気にかかってる。

道はない。あっても辿らない。その道の横に生えた木に、実はない。

無駄かもしんないけど、それでもやろうよ。桐島、部活やめんなよ。」

そんな声が聞こえたラスト。湧き上がるよ!

大好きな映画になりました

僕はよく映画館でお客さんを観察します。『桐島、部活やめるってよ』で印象的だったのは、エンドロールのあとにきょとんとした顔を見合わせる女性二人組と、首をかしげる男性でした。

そうなるかもしれなし、僕みたいに湧き上がるかもしれない。観たあとにどんな顔になるかはあなた次第。

でも僕は胸をはってオススメしたい。クロジ、この映画が大好きになったってよ。

公式サイト