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ビデオ撮ったりブログ書いたりしながら、できるだけ、心だけでも、子どものままでいたいなと思う日々を送ってる。

このブログは、そんなハンサムクロジ(変な名前でごめん)が色々なものを見て、聞いて、触って「こうなのかも」「ああなのかも」と思ったことを綴るものだよ。

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突っ込みどころが多いけどラストは良いかも「スノーピアサー」

RATING 星1星マーク星1星マーク星1星マーク星0.5半分の星マーク星0空の星マーク 3.1

2014.12.04

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やぁ、クロジだ。

ポン・ジュノの初ハリウッド作品で、主演がキャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスだったり、ティルダ・スウィントンが変な役で出てたりと、色々と注目されていた映画「スノーピアサー」を観てみました。

結論から言うとかなりイマイチでしたねー。なんか突っ込みどころが多すぎて、全体的に説得力がないんですよねー。不思議と引き込まれるんですけど、でもなんか、こう、なんかないのかもっとって感じ!

ラスボスと対峙して色々バラされるあたりは「うおおお」ってなったんですけど、中盤が中盤なだけにあんまりぐっとこないです。なんというか"鯛の尾頭だけ"って感じで、設定とラストだけ面白いみたいな。

以下ネタバレとか、内容をざっくりと解説しつつ感想です。

こいつらどこに住んでんだよ

「スノーピアサー」は、地球温暖化がヤバイことになった地球が舞台の物語。科学者が「よっしゃ!地球を冷やすぞ!」つって打ち上げた科学的な物質がちょっとがんばりすぎて、地球全体が氷河期になっちゃうとこから始まります。

しかも、化学物質の打ち上げが成功した瞬間に地球上の大半の生物は死んでしまったらしく、生き残ったわずかな人類は列車に駆け込み、その中で暮らすこととなったのでした。

その列車の名前が、この映画のタイトルにもなっている「スノーピアサー」なのです。

列車の中は富裕層と貧困層に分けられ、貧困層はひどい扱いを受けていました。それに嫌気がさした貧困層の主人公が、仲間を引き連れて反乱を起こす……というのがこの映画のストーリーですッ!!

で、主人公たちはうまいこと反乱を成功させて、列車の先頭部分に居る富裕層たちの住処、そして列車を牛耳るウォルフォードを目指して進むのですが……。

その列車がね、なんか狭いんすよ。めちゃくちゃ狭い。残された人類がみんな乗ってるのに、狭い。

中盤まではその列車も雰囲気があっていいかなって思うんですよ。めちゃくちゃ長い列車なんだろうし、きっと富裕層はひとりにつき1車両与えられているんだろうなとか想像しながら見れるんです。

けどね、途中で気づくんです。あれ、この列車案外短いなと。そして狭いなと。次から次へと現れる敵さんたちは、一体どこで寝てるんだろうかと、そういったことばかり考えてしまって物語に集中できないのですよ!

特に学校みたいな車両で勉強している子どもたちね!彼らの帰る家がこの列車内にあるようには見えません!!どこで生活してるんだよ!!

ま、たぶんそういう矛盾とか、絶妙に変な雰囲気が、この映画の味であり醍醐味でありファンタジックな部分として目を瞑るべきポイントなのかもしれないですけど、ぼくはあんまり受け入れられませんでした。

最後の方は好き

ただし、主人公がラスボスであるウォルフォードのもとへ到達し、この列車内で行われていること全ての謎が明らかにされた時には、少しだけブルっと鳥肌が立ちました。

一番信頼していた男に最初から裏切られていたこととか、そもそも自分たちの動きが全てコントロールされていたこととか、「あ!ポン・ジュノっぽい!」と思いながら後味の悪いラストを期待していたのですが……。

意外とね、あっさりとですよ、そこそこわりとハッピーエンド的な感じ(列車内のほとんどの人が死ぬけど)で終わっちゃいまして。

生き残った2人にはがんばって子孫を残していってほしいところですが、その前に白くまくんにとって食われるんじゃねーかっていう不安のよぎるラストとなっておりました。

個人的には、主人公が列車の覇者に成り代わってウォルフォード的に列車内をコントロールしていく未来を描いたラストを期待したんですけども……。

とりあえず最後の「うおおお」の当たりが良かったので評価は50点とさせていただきます。

これから視聴される方は、近未来SFファンタジーRPGみたいなジャンルであることを覚悟して、魔王を目指すパーティーを応援するような気持ちでご覧になってください。

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