ナノカモ

ナノカモ

検索ト検索ボタン

About

Twitterアカウントハンサムクロジ

ビデオ撮ったりブログ書いたりしながら、できるだけ、心だけでも、子どものままでいたいなと思う日々を送ってる。

このブログは、そんなハンサムクロジ(変な名前でごめん)が色々なものを見て、聞いて、触って「こうなのかも」「ああなのかも」と思ったことを綴るものだよ。

映画レビュー映画レビュー映画レビュー

これはハッピーエンドなのか「96時間 / レクイエム」

RATING 星1星マーク星1星マーク星1星マーク星0.5半分の星マーク星0空の星マーク 3.5

2015.01.23

シェア数アイコン2

リーアム、好きですか。ぼくは大好きです。

リーアム・ニーソンという俳優は、もはやハリウッドの高倉健と言っても過言ではないとぼく自身常日頃から周囲にうったえ続けている。セリフが無くても、その佇まいや目で表情を作れる素晴らしい俳優さん、というか俳優様だとぼく自身常日頃から思っている。

ぼくは最近知ったのだけど、スピルバーグの「シンドラーのリスト」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたり、「スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス」で主役を演じたりしてキャリアを積んだ、わりと遅咲きだったみたいだ。

そんな遅咲きで苦労人だった境遇が影響しているのか、男らしさや哀愁を強く感じるのに、どこかキュートで愛せずにはいられない雰囲気を持っているリーアム・ニーソン。彼が主演する最新作「96時間 / レクイエム」が公開されていたので観てきた。

これは「96時間(原題:Taken)」シリーズの最新作にして最終章。めまぐるしく展開するアクションとリーアムの無双っぷりが楽しくて、ぼくも大好きなシリーズだ。

今回は主人公のブライアン・ミルズが何者かに殺人の罪を着せられ、自分の無実を証明しつつ、本物の犯人を捕まえるために奔走するという物語。

リーアムっていう時点で素晴らしかった……んだけど、前作までの爽快感は少なく、どちらかというといろんな意味で悲しみの強い作品になっていた印象だった。

ぼくなんか観たあとめちゃくちゃ辛くて、すんごく落ち込んじゃったんだよね。影響されやすいってのもあるんだけど。

あっけなく奪われる守りたかったもの、守れなかったもの、守ることができたもの……。シリーズ好きとしては序盤から悲しすぎた。

ということで、以下ネタバレを含むのでご注意を。

奪われる幸せ

ぼくがリーアム・ニーソンを知ったのは、2014年に「フライト・ゲーム」という作品だった。

そこから「アンノウン」を観て(これがめちゃくちゃおもしろかった)、そしたらタイミング良く「96時間 / レクイエム」が公開されるってんで、このシリーズの過去作品を観なおしてから劇場へ向かうことにしたわけ

この「96時間 / レクイエム」を観るために1作目の「96時間」と2作目の「96時間 / リベンジ」を一気見した。めちゃくちゃ面白いんだよ。ほんとに。

それもあって過剰に感情移入してしまってね、もうね、序盤で主人公の元妻であるレノーアが何者かに殺されちゃうんだけど、それがひどくショックで……。

だって「96時間 / リベンジ」でしっかりと命を救って、ラストはとっても幸せそうで、「あぁ、きっと元サヤなのね」っていう微笑ましい終わり方をしていたんだもの!

それなのにこんなあっさり命を奪うなんて……人間のやることじゃねぇ!!

とにかくレノーアの死が辛すぎて、いくらブライアン・ミルズが敵を殺そうと、娘のキムががんばろうと、全くスッとしないんだよね。

守るべきものが無い状態で、逃げ、戦う無力感。

とにかく悲しすぎた。

ブライアン・ミルズは殺さない

あと今回気になったのは、ブライアン・ミルズがあんまり人を殺さなかったところ。

今までは基本めっちゃ殺してた。家族や友人以外の命をなんとも思ってないんじゃないかってくらい殺しまくってたんだけど……。

残念ながら(?)今回は違ったね。後半ロシアンマフィアを相手にした時はかなり殺ってたけど、そのくらいで、基本的には気絶止まりだったかな。今回は舞台がアメリカだってのもあって、わりと平和主義的だった。やっぱ地元は足がつきやすいからね!

そうそう、そういえばラスボスも殺さなかった。優しいなぁ。

元妻を殺されちゃって、ミルズたんもちょっとは「命」の重さを知ったということなのかな。違うか。

サム・スプルエルが素晴らしい

あぁ、あとね、ロシアンマフィアのボスであるオレグ・メランコフを演じたサム・スプルエルが素晴らしかった。

悪の親玉感がすごくて、特にミルズと対峙した際の「ブリーフにバスローブ」という出で立ちには度肝を抜かれたよ。ダサかっこいい。

そのかっこでシャウトしながらサブマシンガンぶっ放すなんて、いつの時代の悪人だよ!って感じなんだけど。

なんというか、とっても「龍が如く」的だった。好き。

というか最初っから判断ミス

ストーリーに物申すとしたら、やっぱり冒頭部分かな。

自室で元妻の死体を見つけたミルズが、「俺はやってない!」とつぶやきながら彼の元へ駆けつけた警察官たちをボッコボコにして逃走!!

……っていうね。この流れがおかしいでしょ!

その時点でミルズにはしっかりとしたアリバイがあるわけで、普通に警察に捕まってちゃんと捜査してもらったら簡単に無実であることが分かったはずなのにと。みなさんそう思わんかね。

ま、レノーアの死体を見て混乱していたとか、そういうのもあるんだろうkど、冷静になって警察へ向かってりゃあ良かったんじゃないのかな。

私刑で復讐するつもりだったんならアレだけど、結局のとこ殺めなかったわけだし。なんのために走ってんの感はあったよね。

主人公の動機付けというか、判断ミスというか、そういう意味で脚本がイマイチだったかな。残念!!

一番よかったシーン

ただやっぱりリーアムかわいいっていうとこはちゃんとあって、お気に入りは父親らしい感じのシーン。

トイレのなかで娘に妊娠したことを告白され、クラッとするミルズね。激萌え。

Info