映画

違いに寛容でありたい「ズートピア」

シェア数4
まだまだ上映中の映画館もけっこうあるので今のうちに感想を書いておきたい映画ナンバーワンである「ズートピア」について。ディズニー映画はだいたいどれも大好きなのでこれもやっぱり大好きなんだけど、やっぱりこれも大好き。テーマは重めなのにもかかわらず、もふもふウサギがかわいい。キツネいけめん。人間社会のちょっと嫌なあるあるを動物に当てはめると、ストレートかつライトに表現できて素敵だなーみたいな。そんな映画でした。

どんな話なのか

さまざまな動物たち(犬、猫、家畜は居ないみたい)が共に暮らす大都会、ズートピア。みんな平等、夢のユートピアとされる文明社会に飛び込んだウサギの新米警官ジュディ。夢を忘れたキツネの詐欺師ニックと出会い、街に隠された秘密と危機に立ち向かう……。

面白かったところ

とても社会的な映画だった。人種や性別によると差別、それに伴ういじめや迫害、そういった悪意で他人に傷ついたり、他人を傷つけたり、その悪意に立ち向かったり……。

人間に当てはめるとストレートすぎて目を背けたくなるメッセージなんだけど、かわいい動物たちでライトに描いているってとこに感心するし、すごいなと思った。

ストーリーも読みづらい展開で驚くポイントがたくさんあったから、そういう社会的なメッセージみたいなのを無視しても楽しめる。ウサギもふもふ、ぴょんぴょん、かわいい、悩んでもがんばってピンチ脱出、イケメンきつねと仲良し!みたいな。それだけでもすごく良い。ほんと、ニックがイケメンすぎて胸が熱くなるんだよぉ……。

好きなシーン

ニックの胸で泣くジュディ、かわいいよおおおおお!

感じたこと

違いに寛容になるのって難しい。自分が正しいと思い込んでいると、真逆の存在を過剰に拒絶してしまいがちだし、過剰だと気づくのが難しくなる。

自分の中にある善悪で他人を区別して、悪としたものを認められなくなるのだ。付和雷同で攻撃的になり、あげく赤の他人であろうと糾弾したりする。

ぼくらはもう少し慎重にならなくてはいけない。

良い・悪いで判断すべきことなのか、それとも自分の好き・嫌いなのか、絶対的な根拠があるのか、ないのか、そもそも大きな声で主張すべきことなのか……。認められなくとも攻撃する必要なんて無いはずなんだ。

あとはね、真逆のことを言うようだけど拒絶もできなくてはと思う。

もちろん"違い"を理由として向けられた悪意に対して。「嫌だ」とか「やめてほしい」って言えないなら言わなくてもいいけど、思うことはやめちゃだめだ。

その悪意は決して"普通のこと"ではない。あなたは悪くない。違いによって生まれた違和感を攻撃しても良い理由にしてはいけない。と、思う。

ぼくもできた人間ではないので、たくさんの人に嫌な思いをさせてきた。後悔と反省をこれからの人生にいかしていきたいものです……。

なんか映画と話がずれ気味だけど、いろいろ考えるきっかけになったってことなのだよ。

こんな時に観たい

とりあえず、一番はやく観られるタイミングで観てほしい。

ほんで、そのあと十何年後かにもう一度観たらいいと思う。

あとはもふもふしたい時。つかず離れずな男女バディでキュンキュンしたい時!!!